PORTFOLIO#12 充実期 -展示会・オーダーメイド-(2022)

今回は、2022年の展示会やオーダーメイドの記録です。

2022年最初の展示は、昔からお世話になっている硝子企画舎の井上 枝利奈さんにお誘いいただき、新宿髙島屋さんにて2人展を開催させていただきました。

新宿髙島屋 井上 枝利奈 澤田 和香奈 2人展 "Come Come Spring!"(2022)

井上 枝利奈さんの作品

井上さんは大先輩の作家さんで、近年はキルンワーク(パートドヴェール・フュージングなど)に加えて吹きガラスのドームも制作しておられます。形や色合いが可愛らしく、会場はとてもメルヘンな空間になりました。
デパートでの展示会は久しぶりで、在廊もあるため緊張感があるのですが…たくさんのお客様にお越しいただき幸先の良い2022年のスタートでした。

井上さんInstagram

https://www.instagram.com/erinaino/

NUR Flower 1周年記念Flower Vase POP UP(2022)

表参道にあるNUR Flower(ヌアフラワー)さんの1周年記念イベントにて、フラワーベースを販売していただきました。
NURさんはフラワーアーティスト前田有紀さん率いるフラワーデザインチーム「gui(グイ)」から派生した姉妹ブランドで、お洒落で個性的なお花屋さんです。私はFrillのフラワーベースと、Colorsプレートの端材をアップサイクルしたシリーズ"Petal(ペタル)"のフラワーベースをお届けしました。

Frill Flowervase

Petal Flowervase

NURさんのお花

神戸の雑貨店BROOCH(ブローチ)さんでも、7周年記念イベントにて作品を販売していただきました。
こちらも、地元兵庫でのお取り扱い先を探して売り込みをしていた頃に私からご連絡をさせていただいたことがあるお店「hoshizora」さんの姉妹店でした。偶然とはいえ、このお店に置いていただきたいな〜という場所だいたいが実現しています。不思議。

BROOCH 7周年記念イベント 店頭販売(2022)

レモンをテーマにしたイベントでしたのでパキッとしたレモンイエローを。
この時のイエローがSNSでとても人気で、オーダーもたくさんいただきました!見ているだけでハッピーになりそうな色です。

写真がなく記録のみとなりますが、同じ頃には目白のギャラリールヴァンさんでのグループ展にも参加させていただきました。

初夏には、台湾の小器藝廊+gさんにて初めての海外個展が実現しました。

小器藝廊+g 個展(2022)

本当は在廊のために台湾に行く予定だったのですが、コロナ禍の影響で断念しました。日本におられる担当の方を通して現地に作品を送っていただいたりコミュニケーションを取ってくださったりしたため、スムーズに安心してやりとりさせていただけました。

Food Cover

2020年、福士さんとの2人展の頃から作っているフードカバーです。こちらも台湾にお届けしました。持ち手のボールを先に作っておき、カバーが完成したところで先端を火で炙り、ボールをギュッとくっつけて作っています。ドキドキする作品ですが、これまでで一番大きいものを作りました。

展示会が続きまして、代々木のStyle-Hug Gallery(スタイルハグギャラリー)さんでは木工の中西 健太さんとの2人展を開催させていただきました。

Style-Hug Gallery 中西 健太 澤田 和香奈 2人展(2022)

木とガラスはとても相性が良いと、オーナーさんが中西さんと私を選んでくださりました。中西さんのかっこいい作品に私のカラフルな作品を合わせて悪目立ちしないだろうか…と思っていたのですが、可愛いだけではない雰囲気になったといいますか、とにかくとても素敵な展示になりました。

中西さんInstagram

https://www.instagram.com/foot_of_the_mountain/

中西 健太さんの作品

自由が丘Eckepunktさんでは納品やグループ展でお世話になっておりましたが、この度初めて個展を開催させていただきました。

Eckepunkt 個展(2022)

趣のある空間、白い空間。作品を並べた時の雰囲気が空間によって変化するのも展示会の醍醐味です。たくさんの数を用意するのは毎回大変なのですが、その作品たちがギャラリーに並んだ時の達成感、この空間をお客様にも見て欲しいと思っていつも頑張っています。

ここからは期間限定の店頭販売や納品のお仕事です。
表参道のeatrip soil(イートリップソイル)さんにお声掛けいただき、Rim Colorsシリーズのグラスやプレートを販売していただきました。

eatrip soil 店頭販売(2022)

夏らしい透明感のある色やシックな色をチョイスしてお届けしました。早くから並んでくださった方もおられたそうですが、スタッフの皆さまのご対応やお客様のご協力のお陰で楽しく作品をお選びいただけたようです。ありがとうございました。

OIL by 美術手帖 店頭販売(2022)

渋谷PARCO内にあるOIL by 美術手帖さんでは、カラフルデザートカップとプレートを販売していただきました。色のバリエーションがどんどん増えていきます!

CUFF 店頭・オンライン販売(2022)

愛知県のCUFF(カフ)さんにはColors、Rim Colorsのプレートを納品させていただきました。店頭・オンラインともにご丁寧に作品をご紹介いただきました。

そういえば…ご説明が遅れましたが、
カラフルシリーズはフチ色なしの単色を"Colors(カラーズ)"シリーズ
フチ色ありの2色を"Rim Colors(リムカラーズ)"シリーズ、としています。

秋には沖縄でのイベントにも作品をお届けしました。残念ながら店頭に立つことは叶いませんでしたのでスタッフの皆さまに販売をお願いしたところ、沖縄で実物が見られるなんて!と、お客様には楽しんでいただけたと伺いました。


島の装い。 暮らしのit's SO GOOD(s) イベント出展(2022)

愛知県のキライナトキ、キライナコト。さんに、パフェグラスとフードカバーを納品させていただきました。
かねてよりSNSで作品をご覧いただいており、新宿髙島屋の2人展の際にはオーナーさんがお越しくださり、お会いすることが出来ました。店頭のディスプレイ用にフードカバーをご購入いただき、後日お店のパフェメニューでお使いいただくためのグラスをご注文いただきました。
お写真はキライナトキ、キライナコト。さんのSNSよりお借りしました。


金沢にある大正浪漫喫茶 金魚庵さんには、特注サイズの大きめパフェグラスを納品させていただきました。
金魚鉢のように見えるパフェグラスはお店のコンセプトにぴったりでした。レトロなクリームソーダなど思わず写真に撮りたくなるメニューにお使いいただいております。金沢旅行の際はぜひお立ち寄りください。私もいつかきっと伺ってみたいです。
お写真は金魚庵さんのSNSよりお借りしました。

金魚庵さんInstagram

https://www.instagram.com/kingyo_an/

ステンドグラスのクリームソーダ

金魚鉢ソーダ

ご紹介した個展や納品の他にも、個別のオーダーもお受けして制作していたため、この年はこれまでで一番たくさん作ったかもしれません。それでも、個展やイベントでは初日にほとんどの作品がなくなってしまい、せっかくお越しいただいたお客様になかなか手に取っていただけないという状況が増えてしまいました。

そのような状況は私としても大変心苦しいのですが、仕事と生活のバランスを取りながらでないと長く続けていけないことは身に染みて分かっています。少しでも多くの方に満足感をもって作品をお手に取っていただくためには、販売方法を考える必要があると感じました。
そういった理由から、2023年はGoogle Formを使ってオーダーご希望の受付をしてみました。そちらの内容はnoteの方にまとめています(こちらのブログにも加筆・修正して投稿予定です)。よろしければご覧ください。

note.com


今回もたくさんの写真をご覧くださりありがとうございました。
次回は2023年以降の仕事をご紹介していきます。

PORTFOLIO#11 充実期 -展示会・オーダーメイド-(2021)

今回は、2021年の展示会やオーダーメイドの記録です。

まずは、前年にお世話になったクリームソーダ職人tsunekawaさんのクラウドファンディングのための返礼品グラスを制作させていただきました。
これまで「旅する喫茶」と称して全国各地でクリームソーダを作って来られたtsunekawaさんが、ついに実店舗を構えられるということでした。

Creamsoda Sea Glass(2021)


気泡のデザインは同じで、よりクリームソーダが映えるような脚付のグラスを約120個制作しました。
クラウドファンディングは無事に目標を達成され、2024年現在は高円寺店、福岡県うきは市には泊まれる喫茶店としての2号店があります。まだお写真でしか拝見しておりませんが、いつかきっと伺ってみたいです。

春には前年からお取り扱いいただいたEckepunktさんでのグループ展に参加しました。

Eckepunkt グループ展 "ガラスのもの展"(2021)

2015年にもグループ展でお世話になった岡山県のaxcis nalf(アクシスナーフ)さんにお声掛けいただき、写真のカラフルなプレートやFrillのシリーズを販売していただきました。

2020年秋の福士 遥さんとの2人展で、パープルなどの色を全体につけたプレートを制作しました。これまでは制作工程やコストの面から敬遠しがちだったデザインでした。これが思いのほか好評で、SNSで反応が良かったり展示会後にまとめてオーダーをいただいたりしました。
シンプルな色付きのプレートやグラス。模様もないしデザインも何もないように思えて、作品としてこれでいいのかな?というのが正直な気持ちでした。でも、同じ形のプレートやグラスを長く作ってきたことで、この雰囲気・この形・このサイズ感が私の作品だと自信を持って思えるようになっているなと気づきました。
カラフルなシリーズはぱっと空間が明るくなり、見ているだけでも楽しいとSNSでもたくさんの反響をいただきました。

夏には初めてのギャラリー、銀座のEcru+HM(エクリュプラスエイチエム)さんで個展を開催させていただきました。

Ecru+HM 個展(2021)

Colorful Dessert Cup

この時の個展ではカラフルシリーズを中心に作品を展開しました。夏のデザートにもぴったりな、本体に色をつけたデザートカップも。
色を使った制作にも慣れて来たと思ったのですが、ここでトラブルが発生。制作時には問題がないように見えた作品に、時間差でヒビが入ってしまうということが多発しました。

表面だけにうっすらとヒビが…

カラフルなプレートはとても人気で初日にほとんど売れてしまったのですが、展示期間中にヒビを発見したり、ご購入後にヒビが入ったとご連絡をいただいたりしてかなり焦りました。
個展終了後に先輩のガラス作家さんに教えていただいた原因は、使用する色ガラスの量が多すぎるということでした。専門的な話なのですが、透明のガラスと色のガラス、それぞれに成分が異なるガラスをくっつけて吹いているため微妙な歪みが生じているのです。
この時の個展、さらに遡って約半年の間に制作したカラフルプレートをご購入いただいたお客様には、破損がないかをご確認いただき交換対応をさせていただきました。たくさんの方にご迷惑をお掛けしてしまったのですが、交換してでも欲しいとおっしゃってくださることが励みとなりました。

原因が分かってからは、色ガラスの量を調整して少し色を薄く仕上げるようにすることでヒビが入ることはなくなりました。Colorsシリーズは色の組み合わせによって様々な雰囲気に展開出来ます。お客様から配色リクエストをいただいてのオーダーも増え、Frillシリーズに次いでどんどん注文が入るようになりました。

話がそれましたが、エクリュさんでの個展の様子をもう少しご覧ください。

写真がなく記録のみとなりますが、同じ頃には台湾の箱庭さんにてグループ展にも参加させていただきました。また、前年に続きCINEMA H.P.FRANCEさんにもFrillシリーズやColorsシリーズを納品させていただきました。

また、少し前からお取り扱いについてお話をいただいていたのが手紙社さんでした。
実は2019年頃、作品の売り込みをしている時期に私から手紙社さんにご連絡をしたことがありました。その時は残念ながらお返事をいただけず、そう甘くはないか…と思いつつもいつかお取り扱いしていただけたらいいなとひそかに願っていました。
まさに念願の手紙社さんからご連絡をいただいた時は、「きたーーーっ」と思いました!
コロナ禍の影響で当初参加予定だった東京蚤の市は開催が見送られ、月間手紙社という毎月のオンライン販売が始まりました。そちらにFrillのグラス、カラフルデザートカップなどを定期的にお届けしました。

月間手紙社 オンライン販売(2021~2022)

Glass Canister(2021)

こちらのキャニスターも月間手紙社さんで販売していただきました。木の蓋は、大学時代の友人である木工作家の新見 和也さんに制作をお願いしました。
1つ1つどれも可愛いデザイン!木とガラスはやはり相性抜群です。密閉性はありませんが、飾っているだけで満足な仕上がりになりました。
新見さんはエッケプンクトさんでもお取り扱いのある作家さんで、エッケプンクトさんの店頭・オンラインでもコラボキャニスターをご覧いただけます。

新見さんInstagram

https://www.instagram.com/niimikazuya/

エッケプンクトさんオンラインショップ↓

eckepunkt.com

展示会の他には、オーダーメイドのお仕事がいくつかありましたのでご紹介します。
個展、2人展でお世話になったmaruseさんにはColorsシリーズで大きめのペンダントライトを納品しました。
何年か前に作ったお店用のものと同じくらいのサイズで、色ガラスもたくさん使うのでかなり緊張して作りましたが、経験値の差か。昔よりは落ち着いて上手く作れたように思います。
ギャラリーの入り口付近に展示してくださりましたが、ご購入も可能でしたので何点かは売れてくれたようです。もしかしたらパープルがまだあるかもしれません…!

愛媛県の喫茶モッペルさんには、お店でお使いいただくパフェグラスとプレートを納品しました。開店前にご相談をいただき準備を進め、無事にお届けすることが出来ました。お店もメニューもとても可愛くて素敵です!いつかきっと伺いたいです。
お写真はモッペルさんのSNSよりお借りしました。

喫茶モッペルさんInstagram

https://www.instagram.com/kissa_moppel/

メロウメロウポンチ

まるままシフォンケーキ

プレートパルフェ

大阪の喫茶水鯨さんには、昔のお店で使用されていたクリームソーダグラスを再現して制作したものを数点納品しました。オーナーさんが金沢にあった珈琲館禁煙室の内装を受け継ぎ、大阪に移転してオープンされる際にグラス制作のご相談をいただきました。
シンプルな透明のグラス。破損したサンプル品をもとにサイズと容量を合わせて制作しました。当時の私の都合により数点のみの納品となってしまったため、現在店頭で使用されているグラスはおそらく私のものではありません。短い期間でも微力ながらお力になれたのでしたら嬉しいです。
こちらもとても素敵なお店で、ドラマの撮影に使われることもあるそうです!いつかきっと伺いたいです。(何回目)
お写真は水鯨さんのSNSよりお借りしました。

喫茶水鯨さんInstagram

https://www.instagram.com/kissa_suigei/

Frillシリーズ、Colorsシリーズを制作するようになり、お店でお使いいただくためのご注文が入るようになったことはとても嬉しいことでした。実際に盛り付けて使っていただけると、ガラスの良さが何倍にも増して感じられると思います。

やりたいなと思っていた仕事が出来るようになってきて充実感を感じた時期でした。
次回は2022年の仕事をご紹介していきます。

PORTFOLIO#10 再び発展期 -展示会・イベント出展-(2020)

今回は、2020年の展示会やイベント出展の記録です。

春は恒例、4回目を迎えた鎌倉moln(モルン)さんでの個展です。
シャムキャッツさんのイベント用にクリームソーダグラスを作って以来、ひらひらのフチにハマりシリーズ展開してみることにしました。最初に作った長いタイプはそのまま"クリームソーダグラス"、大正時代の和ガラスにあるような浅いカップを"デザートカップ"、間を取ってまるい形を"パフェグラス"として作るようになりました。シリーズ作品名は、ひらひらのフチから"Frill(フリル)"にしました。

クリームソーダやパフェを盛り付けるためのうつわなので、お客様に使い方をイメージしていただけるようにレシピを調べながら盛り付けて写真を撮影していました。その時に見つけたのがクリームソーダ職人tsunekawaさんのお写真でした。クリームソーダ職人、という肩書きと夢のようなクリームソーダの写真に惹かれ、すごい人がいるんだなと思いSNSを拝見していました。
ふと、私のグラスをtsunekawaさんに使ってもらえたらな…と思いました。作品の売り込みをしていた時期でもあったので、当たって砕けろの気持ちでメッセージを送ってみたところお会いしていただけることになりました。そして、tsunekawaさんデザインのオリジナルグラスを制作し、それを直近のmolnさんでの個展で販売することになりました!
夢のような話で、個展のメインビジュアルもtsunekawaさんに撮影していただけることになりました。2月の夕暮れ時、鎌倉の海での撮影に同行させていただきました。現場でのクリームソーダ作りは人々の視線を集め、トンビの群れに襲われないかとヒヤヒヤ…寒さにも震えながらの過酷な撮影でした。その苦労の甲斐もあり、こんなに美しいお写真に仕上げていただきました…!本当にありがとうございました。

tsunekawaさんInstagram

https://www.instagram.com/tsunekawa_/

moln 個展 "FANTASY IN THE GLASS"(2020)

Creamsoda Sea Glass(2020)

tsunekawaさんのオリジナルグラスは、くびれのある形に気泡が下から上へ立ち昇るようなデザインです。
クリームソーダを撮影する際は炭酸の泡をうまく残すのが結構難しいとのことで、ガラスそのものに気泡を閉じ込めることでクリームソーダがより魅力的に見えるというもの。こちらのグラスの製作も進み、個展に向けての準備は順調かと思われました。

ところが、この頃から新型コロナパンデミックが始まったのです。あっという間に世の中は混乱し始めました。個展については悩み、オーナーさんとも相談の上、無理のない範囲でお越しいただくようにとお客様にお知らせし予定通り開催することになりました。私はお店に伺うことが出来ませんでしたが、Frillシリーズ・tsunekawaさんグラスどちらも大変好評だったということでした。

moln 10周年記念グラス(2020)

molnさんはちょうど10周年を迎えられたとのことで、個展終了後のイベント用にはグラスを制作させていただきました。

なんとか無事に個展を終えましたが、程なくして緊急事態宣言が発令されました。私は共同工房で制作しているため、1〜2ヶ月制作をストップせざるを得ませんでした。この頃はみんな不安で、ストレスを抱えていたことでしょう。私も、展示会を開催しづらいこの状況がいつまで続くのか先行きが不安でしたが、代わりにオンラインでの注文が増え始めました。Confettiのグラスを作り始めた2015年頃から、iichi・Creema・海外向けのPinkoiなどを通じて作品のオンライン販売をしてきました。2018年頃からはBASEでの販売に力を入れています。そのため、外出自粛期間でもSNSを活用した作品販売が可能でした。
自宅で過ごす時間を明るく楽しいものにしたいと、作品を選んでいただけることはとても嬉しいことでした。オンライン販売をより充実させるため、資材や発送方法についても見直す良い機会にもなりました。

活版印刷のショップカード

薄板ガラスアクセサリー "Melt"(2020)

吹きガラスの工房に行く頻度を減らした分、自宅の電気窯で制作出来る小物を試行錯誤していました。

HAGISO 夜パフェ倶楽部 グラス提供(2020)

自粛期間は続いていましたが、谷中のHAGISOさんでは夜パフェ倶楽部というイベントでグラスを使っていただきました。こちらもSNSで拝見した素敵なイベントだったので、私からグラスを使っていただけないかとお願いをして実現したものです。実際にパフェを提供していただいて、大きさや使いやすさについても改善点を見つけることが出来ました。

また、この頃からお取り扱いいただいているのが自由が丘のEckepunkt(エッケプンクト)さんです。

Eckepunkt 店頭・オンライン販売(2020~)

2024年現在も定期的に店頭・オンラインショップでの販売をお任せしております。
自由が丘、九品仏に2店舗あるギャラリーはどちらもお洒落で落ち着く空間です。これまでに色々なお店やギャラリーさんでのお取り扱いはあったものの、常設のような形で作品を置いていただいている場所がありませんでした。エッケプンクトさんはご縁をいただいて以来、私のペースに合わせて作品を販売してくださるのでとてもありがたく思います。作品の写真がいつも綺麗で嬉しいです。ぜひSNSをチェックしてみてくださいね。

EckepunktさんInstagram

https://www.instagram.com/eckepunkt/

恵比寿アトレ内にあるCINEMAさんでも店頭販売をしていただきました。H.P.FRANCEの姉妹店であるCINEMAさん、roomsに出展した頃、いつかH.P.FRANCEさんの店舗で作品をお取り扱いしてもらえたらな〜…と思っていたので、5年越しに夢が叶いました。

CINEMA H.P.FRANCE 店頭販売(2020)

期間限定のPOP UP SHOPという形で、Frillのシリーズをたくさん販売していただきました。関東の方には実物をお手に取っていただける貴重な機会でしたので、お客様からの反響は大変励みとなりました。

Frillシリーズの人気が増す一方、コロナパンデミックは終息の気配がなく相変わらず不安な日々が続いていました。
展示会を開いても、お越しくださいとも言いづらい状況にもどかしさを感じつつ…出来る範囲で作品を作り続けるしかありませんでした。秋には2年ぶりに目黒のギャラリーmaruseさんで、大学の同期である福士 遥さんとの2人展を開催させていただきました。

maruse 澤田 和香奈 福士 遥 2人展 "Daily Tone"(2020)

写真撮影・DMデザインはいしかわみちこさんにお願いしました。福士さんのご紹介でムサビつながりです。私はいつも自分で作品撮影からDM制作までなんとかやっているので、プロの方にお願いするのは初めてでした。その仕上がりったら、DMは紙質や文字のキラメキ、サイズにまでこだわった贅沢仕様!これがプロか〜!お伝え出来ないのがもどかしいです。

福士さんInstagram

https://www.instagram.com/fukushiharuka/


いしかわさんInstagram

https://www.instagram.com/iskwmck/

福士さんの作品

福士さんは同じガラスでもキルンワークという技法で作品を制作されています。粉状のガラスを型に入れて焼成し、研磨などの工程を加えて仕上げます。物語性、叙情性のあるモチーフを壁掛けの作品やプレートなどで表現されていて、ユーモアのある形や色合いがとても素敵です。
せっかくの2人展ということでコラボ作品を作りました。私が本体の部分、福士さんが蓋の部分を担当したキャニスターです。
大学卒業以来初めての2人展、お互いガラスを続けて来たことや進化した作品にしみじみしながらの展示でした。企画の段階から楽しかったし、期間中はムサビの友人たちが足を運んでくれて懐かしい再会がたくさんありました。普段は制作に追われる日々がつらく長く感じることもありますが、完成した作品を通して会える人たちがいるということがこの仕事の一番良いところだと思います。
2人のコラボ作品は友人たちを中心に予想以上に好評で、追加で何個か作るほどでした。

コロナ禍という難しい状況の中でしたが、新しい作品の方向性が定まり手応えを感じることが出来た時期でした。

次回はもうひとつの軸となる作品を制作し始めた2021年の仕事をご紹介していきます。

PORTFOLIO#9 再び低迷期 -展示会・オーダーメイド-(2019)

今回は、2019年の展示会やオーダーメイドの記録です。

春の鎌倉のmoln(モルン)さんでの個展。毎年なにか新しいものを作りたいと思っているのですが、3回目の個展ではミニワイングラスを制作してみました。台座の部分も吹いたパーツをくっつけるブロウフットという技法で制作しているため、軽く仕上がっています。
失敗も多かったのですがなんとか数を用意して、お客様にも好評でほっとひと安心。

moln 個展 "Season on the Table"(2019)

この年のコラボは、昨年グループ展でも一緒に出品してもらったイラストレーターの亀井 英里さんにお願いしました。亀井さんに絵付けしてもらったプレートがとても素敵だったので、また制作をお願いすることになりました。原画の展示販売もあり、お店の雰囲気にぴったりでした。

金彩のミニプレートにブルーグレーを基調とした絵付けを。

亀井さんは写真も上手で、昨年のグループ展や今回の展示風景の写真、こちらの写真も亀井さんに撮影していただいたものです。ガラスを撮影するのってすごく難しいと感じているので、綺麗に撮ってもらえて感動です。ありがとう!

夏の個展はギャラリールヴァンさんにてお世話になりました。ルヴァンさんにはギャラリーが隣り合って2つあり、2年前は少し狭い方のルヴァンⅡで個展だったのですが、この年はメインの方の空間での個展。気の引き締まる思いがしました。
これまでになく細かい彫刻で、1つ1つに物語性を感じるような作品に挑戦しました。

ギャラリールヴァン 個展 "Little Stories"(2019)


色々な表現で作るガラス。その都度気に入ってはいるのですが、この頃にはより明確に自分の作家像について考えるようになりました。ただ作って満足しているだけでは生活が成り立たないということを身に沁みて感じ始めていました。今後何年も作っていけるもの、かつ需要があるもの。作品の作りやすさや価格も大事な要素です。

自分の技術力のなさからあえてグラスとプレートにアイテムを絞って制作してきたのですが、そろそろそこから抜け出していかないといけないと感じていました。

BISTRO PLEASE REQUEST ペンダントライト(2019)

シャムキャッツのバンビさんからのご紹介で、ご友人様の経営するお店のペンダントライトを制作しました。
照明の仕事は多くのガラス作家さんが携わっているのを見てきました。新しい方向性を模索していたため、あえて挑戦してみることにしました。しかし、普段小さなうつわしか作らない私にとってはかなり難しく感じました。大学の卒業制作では同じくらい大きなものを吹いたのですが、何人ものアシスタントに手伝ってもらってギリギリ完成していたのです。大学とは違いアシスタントは基本1人なので、重さや熱さをより感じながらの制作になりました。
ホワイトとアンバーで計7個の制作はとても大変でしたが、完成して設置した時の達成感はひとしおでした。

しろくま生花店 10周年記念グラス(2019)

こちらは、しろくま生花店さんの10周年記念グラスです。
初個展の頃から作品をご覧いただいているお客様が経営されている花屋さんで、ご相談の上特徴的なデザインのグラスになりました。屋号のしろくまをモチーフに、しろくまのおしりがぷりっとした形、そこにしっぽをつけるというご提案をほとんどそのまま採用させていただきました。さらに記念のシリアルナンバーを刻印したいというご要望も取り入れました。

しろくま生花店さんのオーナーさんは、ブリーフアンドトランクスの細根誠さんです。個人的に中高生のころ聴いていたので、びっくりしました!

しろくま生花店さんInstagram

https://www.instagram.com/shirokuma_seikaten/?hl=ja

オーダーメイド 気球グラス(2019)

Wedding Gift(2019)

友人からのオーダーでは、デザイン画をもらいサンドブラストの版に起こしてオリジナルグラスを制作しました。いずれも大切な贈り物としてオーダーしてくれて嬉しかったですし、打ち合わせの際には久々の再会を楽しむことも出来ました。

写真がなく記録のみとなりますが、大阪のSUNSUN(スンスン)さんでのグループ展にも参加させていただきました。

ご覧の通り、この年は作品発表の機会が少なめです。2018年の夏には工房の仕事を完全に辞めてフリーランスで制作をしていたのですが、1年足らずで仕事が減ってきてしまったのです。私生活では結婚をしましたので、夫にもたくさん相談に乗ってもらいました。これまではお声掛けいただいたお仕事を受けてきたのですが、自ら気になるギャラリーさんにお取り扱いをお願いしたり、作品の売り込みをしたりしました。
すぐに良いお返事がいただけることはなかなかなく、作品や作家としてのあり方について随分悩んだ時期でした。
このままではいけないという焦りや金銭的な不安を抱え続けるのも良くないと思い、2019年の秋からは小学校の事務のパートを始めました。平日午後はパート、ガラスの制作は土日どちらか、または両方…という生活になりました。

そんな中、シャムキャッツのバンビさんからご連絡をいただいたのが「次のイベント用にクリームソーダグラスを作れませんか?」という内容でした。
クリームソーダグラスと言われて思い浮かんだ、レトロなひらひらのフチ。工房にはひらひらのフチを作るための型が何個かあることは知っていましたが、使ったことはありませんでした。使ってみるとなんだかいい感じ!
薄い軽いワイングラスを作るのは難しいけれど、レトロな雰囲気ならある程度しっかりした作りでも可愛く出来るかなと思い、台座もしっかりと重みのある作り方にしました。

最初に形にしてみたクリームソーダグラスです。シャムキャッツさんのイベント用にはフチの色と側面にロゴを入れたものを用意しました。

SIAMESE CATS グッズ制作 "LONG JOURNEYクリームソーダグラス"(2019)

バンド結成10周年記念イベントは蔵前のNui.HOSTEL& BAR LOUNGEさんにて開催され、グラスをご購入の方はクリームソーダを楽しめるという形式でした。
クリームソーダグラスはSNSでも反響があり、ひらひらのフチは慣れるまで苦戦はしたものの、作っていて楽しいと思えるものでした。

この頃は、これが今後私の定番作品になるとは予想もしていませんでした。何がきっかけで転機が訪れるかなんて本当に分からなくて、今となっては悩みながらも作り続けたことも、これまでの全てのお仕事も無駄にはならなかったんだなと思うことが出来ます。

次回は再び発展期を迎える2020年の仕事をご紹介していきます。

PORTFOLIO#8 躍進期 -展示会・イベント出展-(2018)

今回は、2018年の展示会やイベント出展の記録です。個展が多くなってきましたので、1年ごとに区切ってご紹介していきたいと思います。

2017年以降、春は毎年鎌倉のmoln(モルン)さんで個展を開催させていただきました。
2回目の個展ではこれまでと少し違う装飾のシリーズを制作。ガラスを削るための電動ルーターを使い、フリーハンドで模様を描いています。

moln 個展 "Talk,Sing,Snooze"(2018)

eteさんの手作りクッキー

この年は、かねてより素敵だなあと思っていた手作りお菓子作家のete(エテ)さんのクッキーを一緒に販売していただきました。私の作品に合わせた優しい色味のアイシングクッキーやスノーボールをご用意していただきました。

eteさんInstagram

https://www.instagram.com/ete.okashi/

Wedding Gift(2017)

フリーハンドで模様を描いたシリーズは、兄の結婚式の引き出物制作がきっかけで作り始めました。Confetti、Ribbonシリーズはカラフルでポップな作風でしたが、落ち着いた印象のものを作りたくて形にしたものです。植物の模様をもうひとひねり良くしたいなと思っているので、またどこかのタイミングで作りたいです。

初夏には山形県酒田市にあるëuca(エウカ)さんにて個展を開催させていただきました。
前年のギャラリールヴァンさんの個展で作品をご覧いただいたのがきっかけでした。molnさんの個展に続きシンプルなものもいいなと思っていた時期で、模様のないグラスやプレート、大きめのフラワーベースなどを中心に制作しました。

ëuca 個展 "Prelude"(2018)

初めての場所での展示会はお客さんが来てくださるか心配でしたが、SNSを見てたくさんの方にお越しいただけました。近隣の県からはるばる来てくださった方もおられ、在廊中はとても楽しく過ごすことが出来ました。

夏真っ盛りの8月には、ムサビの友人たちとの4人展を企画しました。
飯泉 彩さん(刺繍アクセサリー)、亀井 英里さん(イラスト)、沖田 奈央さん(ガラス)との展示です。

飯泉さんInstagram

https://www.instagram.com/ayaiiizumi/

亀井さんInstagram

https://www.instagram.com/eri.kamei_illustration/

沖田さんInstagram

https://www.instagram.com/naoooookita/

余白torigoe グループ展 "moment 星桔梗の咲く頃に"(2018)

飯泉 彩さんの作品

亀井 英里さんの作品

沖田 奈央さんの作品

私がガラスを作り、亀井さんに絵付けをしてもらったコラボ作品を制作しました。ガラス用の顔料は絵の具と質感がかなり違うので慣れてもらうのに苦労しましたが、仕上がったものはとても素敵でした!

糸や短冊部分を改良して風鈴も作りました。糸ボタンやリネンの布を使っています。組み上げるのが結構大変でしたが、インテリアとしても爽やかで良いものに仕上がったと思います。

そして、秋には目黒のギャラリーmaruseさんにてミニ個展を開催させていただきました。

maruse 個展 "Fomalhaut ひとつ星をさがして"(2018)

グループ展で好評だった星模様のグラスや、金彩のグラスやプレートを制作しました。春から立て続けの展示会で余力がなくなってきて、満足いく数量を作れなかったことが心残りです…。

個展以外のイベントでは、活版印刷のまんまる○さん主催のイベント用にガラスを制作しました。パキッとした赤の浅いボウルを制作し、まんまるさんデザインのパッケージに入れていただきました。

For me,for life イベント出展(2018)



atelier bloomさんのイベント、みんなの市にも参加。

atelier bloom みんなの市出展(2018)

クックパッドさんの新サービス、オンラインショップKomerco(コメルコ)でも作品を販売していただきました。

Komerco オンライン販売(2018)

写真がなく記録のみとなりますが、当時新しく出来た商業施設の渋谷ストリームで開催されたイベント、渋南マーケットにも何度か参加させていただきました。また、福岡県のショップmille(ミル)さんにも作品を納品させていただきました。

作品発表の機会を多くいただけるようになったこの頃には、工房での仕事を週に3日から2日に減らし、自分の制作に取り組む時間を増やすことが出来てきました。と同時に少しずつ作品に行き詰まってきた頃でもあります。
グラスを中心に作品を作ってきましたが、売れれば売れるほどしんどいと感じる状況になってきていました。駆け出し作家ならではの悩みなのかもしれませんが、最初の価格設定と制作にかかる手間が釣り合っていなかったのだと思います。
かといって、価格を上げることも難しいように思えました。作品の価格は自分の市場価値を表しているようで、まだまだ作家としての自信もありませんでした。

次回はそんな悩みを抱えながらの2019年の仕事をご紹介していきます。

PORTFOLIO#7 躍進期 -北欧、暮らしの道具店-(2017-2018)

模様の入ったグラス、ConfettiとRibbonシリーズをひたすら作る日々が続きました。ある日、一通のメールが届きます。「北欧、暮らしの道具店」の担当さんからで、なんとそちらでお取り扱い出来ないかという内容だったのです。
どうやら、2015年iichi銀座三越での展示で私の作品をご覧いただいていたとのことでした。1年ほど経っていましたので、どこで誰が見ていてくれるのか本当に分からないなと、驚きでいっぱいでした。
北欧暮らしの道具店さんは私でも知っていて、おしゃれなサイトがあるんだな〜と前々から拝見していたので、コツコツ作り続けてきたことがようやく実を結んだような、頑張って作り続けてよかったと報われた気持ちになりました。

北欧、暮らしの道具店 限定カラーグラス販売(2017)

北欧暮らしの道具店さんでは、限定カラーのペールブルーとホワイトで全部で約200個のグラスを販売させていただきました。
このような数の納品はもちろん初めてでした。週1日休みで工房勤務をしながら約半年かけて制作したのですが、本当に作っても作っても終わりが見えなくて日々余裕がなかったです。当時、励まして手伝ってくれた友達、ありがとう…!

実はこのグラスは1個仕上げるのに結構手間がかかっています。
グラス制作→模様をテープでマスキング→サンドブラストで模様を彫る→洗浄→エナメル
顔料を塗る→掻き落とす→電気窯で焼成→塗りが甘い箇所はエナメル2度塗り→焼成
…という工程を経てようやく完成となります。

また、箱入りでの納品で梱包済みのものがそのままお客様の手に渡るとのことでしたので、資材を探して梱包、ラベル貼り…こちらも結構大変でした。狭い1Kの自宅は資材とガラスで埋まりました。
こんなに頑張ったことはないというくらい頑張ったと思います!
緊張して発売日を迎えましたが、お陰様で数日で完売してくれました。このグラスをお持ちの方がいらっしゃいましたら、拙い作品ですがどうか楽しくお使いいただけておりますことを願っています。

そして、もう一つご縁をいただいたのがロックバンドSIAMESE CATS(シャムキャッツ)さんのグッズ制作のお仕事でした。
ファンミーティングイベントの際、メンバーの皆さま一人一人がプロデュースするグッズを販売されているそうなのですが、ベースのバンビさんが風鈴を作りたいとおっしゃっておられるとのことでiichiの担当さんを通じてご紹介いただき、制作に携わることになりました。

SIAMESE CATS グッズ制作 "Friends Again 風鈴"(2017)

Friends Again アルバムアートワーク

アルバムの色合いにバンドのロゴ文字を分解して配置したデザインの風鈴で、形も丸と長めの2種類制作しました。少量でしたがイベントでもご好評だったようでひと安心です。

以後、バンビさんのご依頼で何種類かガラス作品のグッズを制作させていただきました。

SIAMESE CATS グッズ制作 "AFTER HOURSフラワーベース"(2018)

AFTER HOURS アルバムアートワーク

ピンクと水色がいい配色だったので可愛く出来ました!形も普段作らないものでしたが意外といいなと思っています。

SIAMESE CATS グッズ制作 "Virgin Graffitiフラワーベース"(2018)

Virgin Graffiti アルバムアートワーク

ライム色のキャンドルホルダーにはLEDキャンドルをつけての展示販売でした。コロンとした形が好評でした。

コラボ作品は作品の幅が広がるし、多くの方に認知してもらうきっかけになるなと思い積極的に取り組んでいました。
活版印刷のまんまる○さんのご紹介で、イラストレーターのおおでゆかこさんのイラストをグラスにさせていただいたものがこちらです。個人的にも好きなイラストレーターさんでしたので恐縮しながらも、無茶苦茶可愛いグラスになって大満足でした!

おおでさんInstagram

https://www.instagram.com/odeyu86/

おおでゆかこさんイラストグラス(2018)

ねこ(ホワイト)、うさおばけ(ペールピンク)、はりねずみ(ターコイズ)の3種類。
図柄が細かいので制作時は気を遣いますが、作るのは楽しかったです。現在はリクエストをいただければ制作可能です!
おおでさん、まんまる○さん、素敵な機会をありがとうございました。

acutti×TRE FRIP BAGLE ベーグルグラス販売(2018)

圷みほさんのオンラインショップacuttiさんのイベントの際は、ご近所のベーグル屋さんにちなんだベーグル模様のグラスを制作しました。みほさんと相談して考えたデザイン、エナメル顔料の筆跡を残すような絵柄になりました。シンプルながらとても良い感じでした。


友人からのオーダーで制作したものもあります。カレー屋さんを経営する友人からはお店のロゴと唐辛子を配したグラスを。

RHiMEオリジナルグラス(2018)

可愛いもふもふマルチーズのグラスも!

MOFUMOFUマルチーズグラス(2018)

 

ご縁がつながり、制作活動も上り調子になってきたと感じていた頃です。次回は同時期の展示会等の様子をご紹介します。

PORTFOLIO#6 発展期 -展示会・イベント出展-(2015-2017)

今回は、2015~2017頃の展示会やイベント出展の記録です。

この時期は△模様のグラス"Confetti"が少しずつご好評を頂き、店舗への納品の仕事も増えてきました。嬉しい反面、工房で働きながら休日に制作をしておりましたので圧倒的に時間が足りず、寝不足や疲労で体調はあまり良くありませんでした。特に胃腸の調子が悪くて(暑い工房にいるとつい冷たいものばかり飲んでしまうので…)、コーヒー無理、濃い緑茶も無理…揚げ物無理…でも塩っけのあるものが無性に食べたい…という感じでした。
あの頃は結構無理をしていたなと思います。身体が資本の仕事なので以後は改善に努めるようになりました。

Cafe&Hall ours オープニングイベント出展(2015)

こちらは大崎にあるCafe&Hall oursさんのオープニングイベント出展の写真です。
美大受験予備校からの友人で、同じくムサビに進学した亀井英里さんからお誘いを受け、亀井さんの学科のご友人がキュレーターを務めるイベントに出展させて頂きました。
亀井さんは卒業後すぐにイラストレーターとして活躍していて、進化&完成された作品に感動。亀井さんのつながりで、活版印刷のまんまる○さん、お菓子作家のメリリルさんとも仲良くなれました。

亀井さんInstagram
https://www.instagram.com/eri.kamei_illustration/

まんまる○さんInstagram

https://www.instagram.com/mammaru_waka/

メリリルさんInstagram

https://www.instagram.com/melililou.lilou/

銀座三越 iichiクラフトマーケット出展(2015)

こちらはiichi銀座三越のイベント出展の写真です。
roomsの担当でもあったiichiの新田さんにお声かけ頂きました。数量や店番が不安だったので、ムサビ時代のサークル(陶芸部)で仲良くしていた先輩の木本 康太郎さんと一緒に出展させていただきました。
木本さんは超絶技巧の練り込み陶芸家で、現在も素敵な作品を作っておられます。

木本さんInstagram

https://www.instagram.com/kimotokotaro/

グループ展 "Sarue Glass Exhibition"(2015)

私の作品

四方 木綿子さんの作品

藤原 舞さんの作品

他にも、工房のスタッフでグループ展をしたり…

ひめじクラフト&アートフェア出展(2015)

初のクラフトフェアに出展したりしました。
姫路は地元からも近いので、家族にたくさん助けてもらいながらのイベントとなりました。なんなら、駆けつけてくれた高校の友人たちにも終日しっかり手伝わせてしまいました…。この時は準備の疲れが出たのか、当日喉が痛すぎて飲み物も飲めない状態になり東京に戻る前に点滴を打った苦い思い出があります。(扁桃腺がすごく腫れてしまっていたみたい)
相当余裕がなかったようで写真が全然ありませんでした。すみません!

夏には岡山の雑貨店acxis nalf(アクシスナーフ)さんでのグループ展にお声掛けいただき、グラスをお届けしました。

acxis nalf グループ展 "8piecies"(2015)

ここからは2016年です。

Clave. 大渕 由香利 澤田 和香奈 2人展 "プリズム"(2016)

この年には大渕さんとの2人展再び!
大渕さんの作品はすごく洗練されて進化していました。私はようやく吹きガラスの器を展示することが出来ました。

大渕さんInstagram

https://www.instagram.com/yukari_obuchi/

ギャラリープリズムプラス 初個展 "PALETTE"(2016)

お世話になっている硝子企画舎/ギャラリープリズムプラスさんで、初めての個展を開催させて頂きました。
Confetti・Ribbonのシリーズが中心で、この頃はパステルカラーが人気でした。グラス・プレート・ピッチャーに加え、フラワーベースや金彩フチのグラスなど、CINRAさんでも販売して頂いていたシリーズも作り始めた頃でしょうか。
また、お取り扱いもして頂いておりました圷みほさんのリクエストで、こども用の器を制作してみました。自分にはない発想で、お子様に使って貰うとなると気をつけなければならない点がたくさんありました。厚みを持たせ、本当にお使い頂けるかどうかは置いておいて…雰囲気をイメージした模様を作り、可愛いグラスとボウル(ココット)になりました。

こどもグラス・ココット

初個展は自分としては精一杯でしたが…個展と呼ぶには数量も作品の質も足りないものだらけでした。それでも足を運んでくださったお客様や友人との対話を通じ、手に取って選んで貰える喜びを実感した大切な機会だったと思います。

そして2017年、新しくお取り扱いのお声かけを頂いたのが鎌倉のセレクトショップmoln(モルン)さんです。
こちらでは以降、年1回の個展を開催させて頂くことになります。

moln 個展 "APRIL"(2017)

and Bakeさんのアイシングクッキー

molnさんでは店主の佐々木綾さんのはからいで、毎回作品と一緒に楽しめるような他の作家さんとのコラボを企画させて頂きました。
初回は、同じく湘南エリアでアイシングクッキーを制作しておられるand Bakeさんに、私の作品を模したクッキーを作ってもらうという贅沢企画。可愛い過ぎる〜!

and BakeさんInstagram

https://www.instagram.com/masuko1219/

TAKANEZAWA ROCKSIDE MARKET出展(2017)

栃木での野外イベントに出展。手伝ってくれた友人に感謝しかありません。

oursがきっかけで仲良くなった活版印刷のまんまる○さんが主催するイベントで限定のグラスを販売。レトロカラーで可愛く出来ました。

活版TOKYO 限定グラス販売(2017)

ギャラリールヴァンⅡ 個展 "memories"(2017)

ムサビの頃の先生である鬼束さんが主宰のギャラリーにて夏の個展。
△模様ではないものも…と思い、思い切ってシンプルなクリアーなものを制作しました。

夏の個展ということで初めて風鈴を作ってみました。

また、この頃の嬉しかった出来事として香川県豊島美術館ミュージアムショップにて作品をお取り扱いいただきました。模様のないシンプルなグラスとプレートを数点お届けしました。香川県の島々は大好きな場所で、豊島美術館はいつか行ってみたい場所でしたのでとても光栄に思いました。
数量限定のお取り扱いで残念ながら写真がなく記録のみとなりますが、たまたま旅行先で見かけてびっくりしたというお客様からご連絡をいただきました。

二子玉川クラフトフェア出展(2017)

秋には、またまたiichiさんのイベントに参加させていただきました。二子玉川は立地がよくたくさんの方に手に取って頂けました。

振り返ってみても、いろんなご縁がつながっていると実感します。手伝ってくれた友人やいつも気にかけて見に来てくださる方々にも励まされ、頑張ってこれたなと思います。

たくさんの写真をご覧くださりありがとうございました。次回は私の作家活動の中でroomsに次ぐ転機となるお仕事も含めて、2017年以降の展示会等をご紹介します。

※2022.12.23 noteに投稿したものに加筆・修正して投稿しました。